仏教経営学Academy

Month: 10月 2016

ああ、そうであったか

江戸時代に白隠(はくいん)という禅僧がいました。 

 

ある日、門前の酒屋の美人で評判の娘が、 

 

未婚なのに妊娠したのです・・ 

 

目立つにつれて悪事千里、 

 

噂はたちまち世間に広まり 

 

父親は強く娘を責めました。 

 

 

本当の事を告白すれば大変と思った娘は、 

 

生き仏といわれている白隠さんの子供だと言えば、 

 

事は穏便に収まるだろうと 

 

苦し紛れにそっと母親に打ち明けました。 

 

「実は、白隠さんのお種です」 

 

それを聞いて激怒した父親は、 

 

早速、土足のままで寺へ踏み込みました。 

 

「和尚いるか!!」 

 

と面会を強要し、 

 

悪口雑言の限りを尽くしても腹立ちは収まらず、 

 

生まれてくる子供の養育費を催促しました。 

 

 

すると、さすが白隠。 

 

「ああ、そうであったか」 

 

と言いながら、 

 

若干の養育費を渡しました。 

 

 

まさかと、それまで信じていた人たちも、 

 

やっぱりニセ坊主であったかと 

 

噂は世間にぱっと広まりました。 

 

聞くに堪えない世間の罵詈讒謗(ばりざんぼう)にも 

 

「謗る者をして謗らしめよ 

 

 言う者をして言わしめよ 

 

 言うことは他のことである。 

 

 受ける受けざるは我のことである」 

 

と白隠は少しも心にとどめない。 

 

 

思いもよらぬ反響に苦しんだ娘は、 

 

ついに真実を親に白状せずにおれなくなりました。 

 

 

真相を知った親は二度びっくり。 

 

早速、娘を連れて寺へ行き、 

 

平身低頭(へいしんていとう) 

 

土下座して重ね重ねの無礼をわびました。 

 

 

ところが、白隠は 

 

「ああ、そうであったか」 と 

 

その時もそう言って、うなずいただけでした。 

 

 

誠実安穏に暮らしていても、 

 

時として、あらぬウワサや中傷に驚き、 

 

悩み苦しみ、腹立つことがあります。 

 

 

しかし、やがて時の流れが洗い出す事実は、 

 

名人の打つ太鼓のように遠く世に響くのですね。 

 

 

「過去にも、今にも、未来にも 

 

皆にて謗る人もなく 

 

皆にて褒むる人もなし」(法句経) 

悪人を友とすることなかれ

「ご縁がありまして」 

 

「何事もご縁ですね」 

 

日常生活で私たちは 

 

「縁」という言葉をよく使っています。 

 

 

この「縁」が私たちにとって如何に大切か 

 

経営コンサルタント大前研一氏の 

 

『時間とムダの科学』に、 

 

こんなことが書かれています。 

 

・・ 

 

人間が変わる方法は3つしかない。 

 

1つは時間配分を変える。 

 

2番目は住む場所を変える。 

 

3番目はつきあう人を変える。 

 

この3つの要素でしか人間は変わらない。 

 

最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ。 

 

・・ 

 

「よし、新たな決意で頑張るぞ!」 

 

「今日から心を入れ替えて・・」 

 

と思っても、 

 

三日坊主でなかなか続かず、 

 

すぐに決意をひるがえしてしまうのが私です。 

 

どうして、自分は変われないのか、 

 

悩んでいる人ほど、 

 

「なるほど」と 

 

うなずかれるのではないでしょうか。 

 

 

決意をすることは大事なことですが、 

 

自分で自分の心をコントロールするのは 

 

難しいことです。 

 

だからこそ、 

 

どんな環境を選び、 

 

どんな友人とつきあうか、 

 

どんな学校で学ぶか 

 

という「縁」が大切なのですね。 

 

 

「その人を知らんと思わば、 

 

その友を見よといえり。 

 

善人の敵とはなるとも 

 

悪人を友とすることなかれという事あり」 

 

(蓮如上人) 

 

 

善人となら、 

 

ケンカしても善い影響を受けますが、 

 

悪人と仲良くすれば、 

 

知らず知らず、 

 

悪い影響を受けるということですね。 

 

 

仏教では、最も良い縁は「仏縁」だといわれます。 

 

仏教を学ぶとは「仏縁」を深めることです。 

 

本講座を通して、皆さんが仏縁を深められ 

 

よりよい人生を歩まれる一助となれば幸いです。 

 

【10月仏教定例会】アインシュタインが驚愕した仏教

『優れた人格思想』を学び、1世紀を超えて愛され繁栄し続ける
『賢者ビジネス』を作りたい人の為の
仏教経営学Acamdemyの森川卓典です。

 

あなたはアインシュタインをご存知でしょうか?

 

albert-einstein

 

アインシュタインと言えば、相対性理論を発表し、人類に多大な影響を与えた物理学者です。

 

亡くなって70年が過ぎましたら、今もなお知る人はいない存在です。

 

 

そんな科学者であるアインシュタインですが

実は、仏教を絶賛していることを知っている人は少ないでしょう。

 

 

アインシュタインは、次のように語っています。

 

現代科学に欠けているものを

埋め合わせてくれる宗教があるとすれば

それは『仏教』です。

(by アインシュタイン)
 

 

実は、アインシュタイン以外にも、多くの科学者が

仏教の教えに驚愕し、仏教の教えを自身の研究に取り入れている人もあります。

 

ボア、ハイゼンベルグ、マービン・ミンスキーなど

名だたる科学者、研究者が仏教に注目しています。

 

 

それもそのはずで、仏教には、現代社会の発展において

根底、土台をなしていることが教えられているからなのです。

 

 

科学、医学、物理、教育、あらゆる分野が発展した基礎となる教えが

仏教に教えられているからなのです。

 

12月の仏教経営学の定例会では

 

アインシュタインが注目する仏教の考え方

 

をテーマにします!

 

 

 

 

それでは、セミナーの日程、場所などはこちらとなります。

 

 

日程
 10月17日(木)  13:00~16:00

 

場所
 東京都新宿区西新宿7-7-27

 第一守徳ビル3F

 ライブクリエイトセミナールーム

 

参加方法
 こちらの申し込みフォームからお申込みください。

 ※お申し込み期日は、開催前日までにお願い致します。

現在、こちらのイベントは受付終了しました。

Copyright © 2019 仏教経営学Academy

Theme by Anders NorenUp ↑