仏教経営学Academy

Month: 1月 2016

5分で負のスパイラルから脱出する方法

「何をやってもうまくいく気がしない。。なんで自分ばかり」

 

「また失敗をしてしまった。。どうしてわたしは、ミスばかり続いてしまうのか」

 

「やることやること、すべてが空回りしてしまう。。」

 

 

 

人間、完璧な人はいませんから、負のスパイラルに陥ってしまい

 

何もかも嫌になってしまうこともあるでしょう。

 

 

 

そんな時には、なるべく早く立ち直りたいものですが

 

何かしようとすればするほど空回りしてしまい、どんどん悪い方向に向かってしまうものです。

 

 

 

 

 

 

 

皆さんご存知の国民的アイドル、『ちびまる子ちゃん』の中で

 

こんなエピソードがありました。

 

 

 

 

 

 

 

ある日、学校帰りのまる子ちゃんは台所でおいしそうなお菓子を発見します。

 

 

 

お腹がすいて仕方がないまる子ちゃんは、それを一人で食べてしまいます。

 

 

 

 

 

しかし、実はそのお菓子、お母さんがお世話になった人に

 

持っていくために買っておいたものだったことが判明するのです。

 

 

 

「まる子、台所にあったお菓子知らない?」

 

 

 

と、お菓子を探しているお母さんに対して、つい

 

"知らない"

 

ウソをついてしまいます。

 

 

 

困ったまる子は、同じお菓子を買おうと考え、おじいちゃんにお金をもらいます。

 

 

 

「勉強のためにそろばんを買いたいから、そろばん代を欲しい」

 

 

 

と、またウソをついてしまいます。

 

 

 

 

 

その翌日、お母さんに内緒でお菓子を買おうと思うのですが

 

家から遠いために、学校が終わってからでは間に合わない。

 

 

 

そこで、親友であるたまちゃんにウソの協力を得て、

 

仮病で学校を早退します。

 

 

 

デパートに向かう途中、おまわりさんに呼び止められます。

 

 

 

まる子ちゃんは

 

「入院しているおばあちゃんのお見舞いにお菓子を買いに行く」

 

ウソをついてしまいます。

 

 

 

まる子ちゃんがようやく目的の菓子屋にたどりつき

 

念願のお菓子を買おうとすると、後ろからお母さんが現れたのです。

 

 

 

「おかあさんを気の毒に思って買いに来たの」

 

 

 

とまたもウソを重ねてしまうまる子ちゃん。

 

 

 

しかし、帰る途中で先ほどのおまわりさんに出くわしてしまい

 

まる子のウソが、すべてバレてしまうのです。。

 

 

 

 

 

というエピソードです。

 

 

 

 

 

 

 

最初にお菓子を食べた時に、素直にお母さんに謝ればよかったのですが

 

怒られたくないがために、ウソを重ねてしまい、ドンドン負のスパイラルに陥ってしまいました。

 

 

 

負のスパイラルに陥ってしまっている時には、

 

私たちは正しい判断ができずに、間違えた判断をしてしまいがちです。

 

 

 

 

 

 

 

このことを、ブッダは

 

惑業苦(わくごうく)

 

と教えられました。

 

 

 

 

 

「惑」 とは まどい、惑った考えや、間違えた考え

 

「業」 とは 誤った行ない、悪い行い

 

「苦」 は  苦しみ

 

 

 

という意味です。

 

 

 

 

 

私たちは、思いもよらない失敗、苦しいこと、不安なこと

 

イライラや、思いどうりにならないことがあると、まどいの心を起こします。

 

 

 

まる子ちゃんの場合、

 

「お菓子を食べたことを怒られたくない。

 

 怒られないよう、自分がお菓子を食べたことをもみ消そう」

 

と、まどった、誤った考え(惑)をもってしまいます。

 

 

 

そんな誤った考えによって、身体や口が動かされ

 

ウソをついて、大切な人を裏切いたり

 

間違った行動(業)をしてしまいます。

 

 

 

 

 

その結果、ウソにウソを重ねて

 

ついにはすべてのウソがバレてしまい

 

大変な苦しみ(苦)にあってしまいます。

 

 

 

 

 

負のスパイラルから抜け出せない人は、ドンドンと悪い方向に進み

 

途中で抜け出すことが出来ず

 

 

 

最初は万引きだったのが

 

窃盗、詐欺 あげくの果てには

 

強盗殺人 と、どんどん苦しみは深まってしまう人もあります。

 

 

 

 

こんなことは家庭内から、会社の粉飾会計まで様々です。

 

 

 

そんな惑業苦の負のスパイラルから抜け出すためにはどうすればいいのか?

 

 

 

 

 

そのために、すぐにできて、とても効果的な方法があります。

 

 

 

これを知れば、あなたが負のスパイラルに陥った時にも

 

すぐに立ち直ることができるでしょう。

 

 

 

また、間違った考えに迷うことがなく、常に正しい判断を下すことができます。

 

 

 

 

 

それが、、、

 

 

 

整理・整頓・掃除

 

 

 

です。

 

 

 

あなたの身の回りにあるもの、自分の部屋を掃除したり

 

鞄の中、財布の中を整理整頓したりするも有効です。

 

 

 

最近であれば、スマートフォンの中の整理も必要でしょう。

 

 

 

 

 

「そんな、整理や掃除するぐらいで効果あるの!?」

 

 

 

と疑問視する方もあるでしょう。

 

 

 

 

 

実は、物の整理をするというのは、それ自体が、脳の中の情報を整理することでもあるのです。

 

物の整理を5~10分でも行うと、様々な思考の整理がいつの間にかできているものなのです。

 

 

 

また、トーマス・カーライルという方にまつわる、有名なエピソードがあります。

 

 

 

トーマス・カーライルは、スコットランド出身の歴史家・思想家・評論家であり

 

ヴィクトリア朝時代(19世紀)のイギリスを代表する言論人として知られる方です。

 

 

 

 

 

「先生助けて下さい。家庭のことで、悩んでおります。。

 

 どうかお願いします!」

 

 

 

 

 

一人の夫人がカーライルのもとを訪れて、涙ながらに訴えます。

 

 

名高いカーライルならば、何か光を与えてくれると思ったのか、婦人は、苦しい心情を、切々と語りだします。

 

 

 

 

 

彼は、ただ、うなずきながら聞いています。

 

 

 

そして、最後に、こうアドバイスします。

 

 

 

「よく分かりました。その悩みを解決するカギは

 

 あなたが毎日使っている裁縫箱にあります」

 

 

 

「裁縫箱ですって?私の悩みと、どんな関係があるのでしょうか?」

 

 

 

 

 

「乱れた糸があったら、きちんと巻き直してください。

 

 次にタンスの中を調べて、乱雑に入っている衣服があったら、整頓することです。

 

 私が申し上げられるのは、それだけです。」

 

 

 

 

 

婦人には理解できずにいますが、誠意をもって聞いてくれたカーライルの言葉だけに

 

何か深い意味があるに違いない、と思って帰宅します。

 

 

 

一週間後、

 

「先日は、誠にありがとうございました」

 

明るい笑顔に戻った婦人が、再び、彼のもとへやってきた。

 

 

 

 

 

「裁縫箱の中は、ご指摘どおり、針も糸も乱雑に入っていました。

 

 タンスの中も、衣服をきちんとたたんでいなかったり、種類別に分けていなかったり

 

 気がついたら、家中の整理を始めていました。

 

 なぜ、こんな基本を疎かにしてしまったのかと、恥ずかしくなりました。

 

 

 

 家の乱れは、心の乱れの表れなのですね。

 

 これでは、何事も、うまくいくはずがない、と知らされたのです」

 

 

 

カーライルは、にっこり笑ってうなずいた、と言われています。

 

 

 

 

 

整理、整頓や掃除を5分でも行えば、自分の心も整理され、惑業苦によって

 

負のスパイラルに陥ってしまうことはなくなりますので、是非実践していきましょう!

 

 

 

 

 

 

なぜキアヌ・リーブスは質素で、施しをやめないのか。


キアヌ・リーブス

 

 

 

日本でこの名前を知らない人はまずいないでしょう。

 


『スピード』『マトリックス』といった映画にて主演を務めた、ハリウッドスターです

 

 

ハリウッドスターと言えば、何億ドルという契約料を手にし

 

豪邸に住んでいたり、高級車を乗り回し、ブランド品に見を包んでいるようなイメージがあります。

 

 

 

 

 

ところが、キアヌ・リーブスの私生活は意外なものなのです。。

 

 

 

服装や髪型のセットなどお構いなし。

 

私たちと同じ、いやそれよりもひどいくらいの格好なのです。

 

 

 

このような写真を見ると、映画のイメージとはうって代わり

 

「ホームレスではないか!?」

 

とヤジされるほどです。

 

 

 

 

 

そんなキアヌ・リーブスですが、どうしてこのような私生活を送っているのか?

 

 

 

そこには、彼の人生と仏教精神を知る必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

ハリウッド俳優として成功するキアヌ・リーブスを見ていると

 

何ら苦労はないように思えます。

 

 

 

 

 

しかし生まれながらして様々な苦労を抱え、その後も苦しみ続けているのです。

 

 

 

1964年9月2日、レバノンの首都ベイルートにて地質学者の父と、ダンサーの母親の元、生を受けました。

 

 

 

父親はイングランド、ハワイアン、ポルトガル、中国の血を引いており、母親はイングランド人と複雑な血を引き継ぎました。

 

 

 

そして血と同様に、家庭環境も複雑なものとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3歳のときに、父親が家出をしたのです。

 

 

 


妻と家族を捨てた彼とは今もなお縁を絶っていると言われます。

 

 

 

 

 

その後母親とともに育てられるのですが、

 

母親も浮気癖があり、計56人との男と関係をもちました。

 

 

 

違う男性を父親として迎えなければらならず、

 

それに合わせて世界各地を転々としていきました。

 


オーストラリア、ニューヨークシティ、カナダのトロントなど。

 

ようやく落ち着いたトロントでも、5年間に4つも高校を通い

 

心の休まる時はありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 


そんな彼を夢中にさせたのが アイスホッケー でした。

 

 

 

ゴールテンダーという相手からゴールを守るポジションで活躍し

 

「The Wall」と言われるほど鉄壁な守備を見せ、最優秀選手にも選ばれました。

 

 

 

プロを目指し、まずはカナダの代表としてオリンピックに出ることが何よりの目標でしたが

 

膝の大怪我を負い、夢の道は途絶えてしまいました。

 

 

 

ホッケーとは別に、もう一つの明かりだったのが、映画 でした。

 

 

 

千葉真一のアクション映画を見て育ったと言うほど、

 

映画が好きだったキアヌ・リーブスは、俳優になるために高校を退学しました。

 

 

 

その後コメディ映画『ビルとテッドの大冒険』がヒットし、俳優として名を馳せていきます。

 

 

 

 

 

1991年には『マイ・プライベート・アイダホ』に出演し、親友であるリヴァー・フェニックスと共演しました。

 


しかし、その親友を2年後に亡くしました

 

 

 

ヘロインやコカインといった薬物中毒によるものでした。

 

 

 

 

 

また、ガールフレンドとも子どもを授かりますが、

 

その子供は生まれる前に死んでしまいます。

 

 

 

そしてその翌年には自らの運転により、事故を起こし、ガールフレンドもこの世を去ります。

 

 

 

 

 

そんな壮絶な人生を送ってきたキアヌ・リーブスは、

 

豪華なものを嫌い、質素なものを好む ようになります。

 

 

 

 

 

「表面を着飾るよりももっと重要なものがあるんじゃないか」

 

と彼は主張します。

 

 

 

同じことを語る人は多いですが、キアヌ・リーブスのように実践する人は少ないでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

そんな質素な格好をいつもしている彼は、どんな人に対しても平等に接します。

 


ホームレスとも仲良くなり、楽しそうに話している姿がよくパパラッチに撮影されています。

 


またインターネットでも「キアヌ・リーヴスだけど質問ある?」

 

という掲示板を立ち上げ、フランクにやりとりをしています。

 

 

 

 

 

 

 

また、彼は様々な人に施しをしています。

 


それも大きな額を継続的に続けています。

 


質素な生活をし続ける彼にとって、映画で得られる大金は不要なもののようで、

 

慈善事業にそのほとんどが使われます。

 

 

 

 

 

施しで一つ象徴的な話があります。

 


彼の代表作である『マトリックス』シリーズ完結後、その成功は特殊チーム効果のおかげだと言うことで、

 

チームメンバー全員にハーレー・ダヴィッドソンをプレゼントしたのです。

 

 

 

 

 

ハーレー・ダヴィッドソン、といえば、ものによりますが、1台400万円くらいの金額です。

 


また白血病にかかる実の妹キムのために、ハワイに24時間の医療体制であるコンドミニアムをつくってあげています。

 

 

 

 

 

 

 

質素な暮らしを好み、利他の精神にあふれ、また人から何を言われてもブレない。

 

そんなキアヌ・リーブスは仏教を信奉しています。

 

 

 

映画『リトル・ブッダ』にも出演し、ゴータマ・シッダールタ

 

つまりブッダの役として出演しています。

 


仏教では、相手を何かを与えたり、相手を幸せにすることを、「布施」と教えられ

 

わかりやすい言葉で言うと、「親切」ということです。

 

 

 

 

 

しかし布施というのは口でいうほど簡単ではありません。

 

なぜなら私たちは欲いっぱいの心しか無く、自分のことしか考えていないからです。

 

 

 

 

 

しかし、キアヌ・リーブスは自分の欲に振り回されることなく、布施をすることに心がけ

 

相手の幸せを常に最優先にして自分のことは後回しにしています。

 

 

 

 

 

そんなことができるのは、仏教の利他の心を知り、施しの喜びを知っているからでしょう。

 

 

 


見た目が質素なのであっても、誰かを幸せにする喜びを知っている人は、誰よりも豊かな人です。

 

 

 

 

 

目に見える物やお金に執着することなく、目に見えない幸せを感じることができるように

 

なりたいものですね!

仏教流! プレッシャーとどう戦うか?

あなたはプレッシャーに強い方でしょうか?

 

 

 

それとも、プレッシャーに押しつぶされそうになってしまいがちでしょうか?

 

 

 

 

 

大事な決定事項がなされる会議や

 

自分のプレゼンの良し悪しで大きな契約が動くような場など

 

 

 

様々な場面で大きなプレッシャーを感じることがあります。

 

 

 

 

 

そして、中にはプレッシャーに耐えられずに、頭の中が真っ白と担ったり

 

体調を崩してしまったり、心を病んでしまう人もあるぐらいです。

 

 

 

 

とかく現代は、様々な場面でプレッシャーを感じる機会が多くなったいるため

 

多くの人が、プレッシャーに強い人間でありたいと考えているでしょう。

 

 

 

 

 

では、 プレッシャーに強い人間になるにはどうすればいいのか?

 

 

 

 

 

ここで大事な仏教の考え方があります。

 

 

 

それは、

 

結果にとらわれない

 

ということです。

 

 

 

 

 

 

 

因果の道理を説く仏教では、成功も失敗も

 

あらゆる結果は原因があって起こるものと考えます。

 

 

 

ある一つの結果には、それ相応の原因が必ず存在します。

 

 

 

 

原因が結果を引き起こし、その結果がまた次の原因となって、次の結果をもたらします。

 

 

 

 

 

ここで大事なポイントが、

 

仏教では結果に色をつけて見ない

 

ということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

結果が成功であったか失敗であったかというのは、人間の価値判断にすぎません。

 

 

 

実際にそこにあるのは、結果として厳然とある事実そのものでしかないのです。

 

 

 

 

 

ビジネスにおいて、予想以上に儲かったら成功を喜び、

 

思いどおりの成果が出なかったら失敗を悲しんでも、

 

結果そのものは変わりません。

 

 

 

 

結果を結果として受け止め、その結果が次へのよき因として働くように、

 

自分にできる行動をするのみです。

 

 

 

 

 

 

このように、他人から成功と言われようと失敗と言われようと、

 

実際には、目の前にそのままの事実が唯一あるだけです。

 

くよくよしても仕方がありません。

 

 

 

 

 

 

「前後際断」

 

 

 

という禅語があります。

 

 

 

 

 

過去を悔やむことなく、未来を案ずることなく、

 

今、なすべきことに全力を尽くすべし、という意味です。

 

 

 

 

 

自分に今できることは、現在の事実を起点として、

 

これからよりよい行動を重ねることに集中することだけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

今の行動に集中するためには、過去の成功や失敗を引きずらないことが大切です。

 

 

もちろん、原因の分析は言うまでもなく大切ですが、気持ちの面では引きずらないこと。

 

 

思い切って、過去の成功も失敗も捨ててしまうことが、次に進むためには何よりも重要なことです。

Copyright © 2019 仏教経営学Academy

Theme by Anders NorenUp ↑