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みんなが間違えている「お布施」の意味

『優れた人格思想』を学び、1世紀を超えて愛され繁栄し続ける
『賢者ビジネス』を作りたい人の為の
仏教経営学Acamdemyの飯田隆史です。

%%Name%%さんこんにちは

『優れた人格思想』を学び、1世紀を超えて愛され繁栄し続ける
『賢者ビジネス』を作りたい人の為の、
仏教経営学Acamdemyの森川卓典です。

突然ですが、皆さんは

「お布施」

と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか?

 

 

多くの方は

「僧侶に出すお金」

と思っているようです。

 

法事のお布施

 

 

ですが、本来の意味は違うものなのです!

 

 

「布施」とは、仏教の言葉なのですが

現代の言葉では“親切”ということであり

相手のために何かを施すことを言います。

 

お金を施すことだけが布施ではありません。

 

お腹がすいている友達にご飯をごちそうしてあげたり

道に迷っている人に道を教えてあげたり

疲れている人にねぎらいの言葉をかけてあげることも

仏教で教える「布施」なのです。

 

 

仏教では、私たちに様々な善、善い行いを勧めていますが

なかでも「布施」を積極的に勧められています。

 

なぜなら、布施をした相手ではなくて

布施をした人が一番幸せになれるからです。

 

 

そんなことを教えている釈迦のエピソードがありますので

一つご紹介します。

 

 

ある時、お釈迦さまが弟子たちと托鉢(たくはつ)※ に

出かけられたときのことです。

 

※「托鉢」とは、僧侶が修行のため、鉢(はち)を持って、家の前に立ち

 経文を唱えて米や金銭の施しを受けて回ること。

 

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しばらく歩いていくと、道が二手に分かれており、

釈迦は右に歩まれました。

 

するとお弟子がこう言いました。

 

「世尊(釈迦)、失礼ですが、道を間違われたのでは?

 

 この道は、大変貧しい人の住む村に向かいます。

 最近の飢饉で餓死する者まで出ているところです。

 

 そんな村に托鉢(たくはつ)に行かれても

 布施(ふせ)する人はいないでしょう。

 

 反対の道ならば、大地主や大商人たちの住む町ですから、

 布施する人も多くありましょう」

 

 

すると釈迦は、こう仰有いました。

 

 

「私は道を間違えてはいない。

 この道が、貧しい村に通づることは知っている。

 だが、布施は貧しい者ほどしなければならないのだ。

 

 彼らが現在、餓死するほどに貧しいのは、

 過去に欲深く、布施の功徳を積まなかったからである。

 

 布施を励んだ人は、恵まれた家に生まれ、

 施しをしなかった人は貧しいところに生を受ける。

 自らの蒔いた種が、自らにかえってくるのだ。

 

 しかし、貧しい中から、米一粒でも布施をして功徳を積むならば、

 それにより、彼らは今の苦しい状態から抜け出せるであろう。

 

 布施をする金銭の大小ではなく

 心からの布施が尊いのである。

 

 貧しさに苦しんでいる人ほど布施をしなければならないのだ」

 

 

釈迦の言葉に弟子たちは深く頷きました。

 

その後、お釈迦さまは十数日にわたりその村に滞在され、

村人からのわずかな布施の米粒で粥を作られ、

弟子たちと分け合ってすすりながら仏法を説かれたのです。

 

 

いかがでしょうか?

 

もし、あなたの経営や金銭状況が厳しい状況であれば

その結果は過去のあなたの種まきの結果です。

 

 

「オレが、オレが」

「自分の会社が一番」

 

と自分や、自分の会社だけ利益を上げれればいいと思っている人は

「なるべく自分の利益が増えるように」

「相手にお金を取られないように」

と、相手に何かを与えようとはしないでしょう。

 

 

自分の時間、お金、体力のすべてを自分のためだけに使えば

一見、合理的であり幸せになれるように思えます。

 

しかし、そんな考えの人は、一時は上手く行っても

やがて恵まれない状況に陥ってしまいます。

 

 

あなたが辛い、厳しい状況にある時には

自己中心で考えていなかったかを思い返し

 

布施の精神をもって、周りへの感謝や親切を忘れなければ

あなた自身やあなたのビジネスも良い方向へ向っていくことでしょう。

 

仕返ししてやりたい!と思ったら・・

『優れた人格思想』を学び、1世紀を超えて愛され繁栄し続ける
『賢者ビジネス』を作りたい人の為の
仏教経営学Acamdemyの飯田隆史です。

 

最近、いろんな方から相談を受ける中に

 

「自分をこんなひどい目にあわせたあいつに

 復讐してやりたい。」


「仕事でひどい客にあうと、むかむかして

 心の中で(実際にしたら、大変なので・・)

 いろんな仕返しを妄想してしまいます」


と言われる方があります。

 

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たしかに、ひどいことを言われたり、傷つけられると

怒りの心が燃えあがり、仕返しをしたくなりますよね。

 

ただ、「人を呪えば穴二つ」と昔から言われるように、

結局自分も不幸になることが多いようです。

 


白人からひどい差別を受け続けていた

ある黒人解放運動指導者は、こんな言葉を残しています。

 

『目には目をのやり方で

 目を奪い続けると

 全ての人が盲人になる

 

ほんとうにそうだなぁと思います。

 

怒りは怒りを生み、恨みは恨みを生み

その害毒は我が身にまわります。

 

 

たとえあなたが、仕返しをしなくても

人を苦しめたり、傷つけたりしている人は

因果応報で、必ず本人にそれ相応の報いがやってくるのです。

 

 

だから、酷いことを他人にしている人をみたら

「かわいそうな人だな 

 因果応報で自分に全てかえってくるのを知らないんだな」

と思います。

 

 

哲学者ニーチェは「アンチクリスト」の中で

 

『敵対によって敵対は終わらず』とは、

ブッダが残した感動的な言葉です」

 

と書き残しています。

 


辛い目にあったとき、

相手を責めるのではなく、

仕返しを考えるのではなく

 

因果の道理を深く信じ、

自分の日頃の行いを反省し、

自分が日々、善い種を蒔いていきたいものですね。

 

18

営業成績がなかなかあがらない理由

『優れた人格思想』を学び、1世紀を超えて愛され繁栄し続ける
『賢者ビジネス』を作りたい人の為の
仏教経営学Acamdemyの飯田隆史です。

 

あるアメリカの鉄道会社の社長が、

現場の視察に出かけた時の話です。 

 

線路の修繕の現場で一人の作業員が近づいてきました。 

見ると約10年前、鉄道作業員として

いっしょに働いていた友人でした。 

 

その友人は、今も作業員をしているようで

こんな話をしてきました。

 

「君は随分出世したね。

 君が社長になった時は驚いたよ。
 
 10年前は、おたがい50ドルの日給をもらうために
働いてたのにね。」 

 

すると社長はこう答えました。 

 

「そうだったのか。君は50ドルをもらうために働いてたのか。 

 私は、10年前も今も、この鉄道会社のために、 

 そして、世の中の人たちに快適な移動や旅をしてもらうために 働いてるんだ。」 

 

50ドルをもらおうと思って働いてた友人は、 

「もらおう」という意識で働いていたのですね。

 

そこに与える気持ちはなかったのです。 

 

 

そして、社長になったこの人は、
 
同じ作業員の仕事をしていた時も、鉄道会社のために、 

世の中のために「与えよう」と思って働いていたのです。 

 

この思いの差が大きな結果を生み出すのですね

同じ仕事をするときも、その仕事を通じて、

 

自分は 「誰に何を与えたいのか?」

「誰に、どのように喜んでもらいたいのか?」

に意識を向けてみ
ましょう。 

 

その仕事の楽しさが増すだけでなく、結果が違ってきます。 

 

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以前、私がいた営業の会社でトップセールスだった方に

こんな話を聞いたことがあります。

 

その人は、今でこそトップセールスマンとして活躍していますが

かつては新規のお客さんにアポを取って会いに行くのも苦手で

行動量も少なかったそうです。 

 

その当時は

 

お客さんに信頼してもらえるだろうか?

話を聞いてもらえるだろうか?

商品に興味を持ってもらえるだろうか?

 

と『もらうこと』ばかり考えていたそうです。

 

 

それが先輩のアドバイスから

「自分はお客さんに何を与えることができるんだろう?」 

と考えを変えてみたそうです。

 


「お客さんに信頼してもらえなかったとしても、 

 お役に立つ情報を提供できないだろうか?」 

「話を聞いてもらえなかったら、

 せめて、お役に立つ資料を渡したいな。」 

「商品に興味を持ってもらえない時は、 

 どんな形でお客さんを喜ばせることができるだろうか?」 

 

これらを考えているうちに、アポ取りを躊躇する気持ちがなくなり、 

楽しく営業できるようになったそうです。 

 

やがて、営業成績も右肩上がりで上がっていきました。

「やってもらう」ことばかり求めている人には 

幸せはこないのですね。

 

まず相手に与えることを考える。

「利他(りた)の心」で生活することで

周囲も自分もしあわせになれるのですね。

 

 

儲かる人と儲からない人のたった一つの違い

『優れた人格思想』を学び、1世紀を超えて愛され繁栄し続ける
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仏教経営学Acamdemyの飯田隆史です。

 

 

どうすれば儲かるんですか?

 

 

多くの人が知りたいことではないでしょうか。

 

 

儲かる秘訣を教えられた、こんな話がインドに

伝えられています。

 

 

ある国の王様が秘密の地下室を作らせました。

 

ところが地下室が完成すると、

王様は口封じとして、

地下室造成に関わった家臣を殺そうとしました。

 

そこである一人の家臣が、

絶対に地下室があることを漏らさないから

命だけは助けてほしいと王様に懇願しました。


その家臣の言葉を信じた王様は、殺すのを止め、

絶対に秘密を守ることを約束しました。

 

しかし、誰も知らないことを

自分だけが知っていると話したくなるもので、

初めは固く約束を守っていた家臣でしたが

時が経つにつれ、言いたくて仕方なくなってきました。

 

 

そこで家臣は、

誰もいない山奥深く出掛けていき、

洞窟に向かって大声で叫んだ。

 


「俺は王の秘密の地下室を知っている!」


しばらくすると、

その洞窟の中から、大きな木が生えてきました。

 

王様は、その木を使って地下室で休むためのベッドを作らせました。

 


ある夜、王様がそのベッドで休んでいると、声が聞こえてきたのです。


「俺は王の秘密の地下室を知っている!」


よく聞いてみると、

あの家臣の声ではありませんか。。

 


激怒した王様は、すぐにその家臣を殺してしまいました。

・・

 

 

お釈迦様は、六度万行(6つの善い行い)の一つに

持戒(約束を守ること)の大切さを教えておられます。

 

約束を守るのは大変なことですが、

守ってこそ信用が得られるのですね。

 

「儲け」という字は、

「信用ある者へ」と書きます。

 

信用のある人間になれるよう努力したいですね。

しあわせになるには?

『優れた人格思想』を学び、1世紀を超えて愛され繁栄し続ける
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仏教経営学Acamdemyの飯田隆史です。

 

旧年はお世話になりました!

今年もよろしくお願いいたします。

 

以前、私の先生から「しあわせ」に 

なるにはどうすればいいか、

教えて頂いたことを皆さんにも紹介しますね。 

 

 

どうしたら幸せになれるのか? 

 

すべての人は、このことを考えて生きていると言っても過言ではないでしょう。

 

 

 

先生から教えていただいた答えは

 

人に「与えること」だけ考えろ。

 

という回答でした。

 

 

 

頭の中、与えることだけ。 

取ろうとか、そんな事を考えない。 

与える事だけ。 

 

 

お金のある人は、お金を施す。 

物を持っている人は、物を施す。 

 

体力のある人は、労力を。

 

お金や物がない人であれば

常に笑顔を施す。 

優しい言葉をかける。 

 

 

取る事を考えない。 

常に布施の精神を持つ。 

 

笑顔とか言葉とか、あげることだけ考える。 

そうすれば、必ず幸せになれる。 

 

 

食べ物でも与える。 

腹がへった時に与えるというのは、

なかなか出来ないが、 

常に与えることだけ考える。 

 

 

与えたら自分のものが減るじゃないかと思う。 

理屈はそうだが、実はそうではない。 

必ず自分にかえってくる。 

 

 


仏教では、このことを

自利利他と教えられています。 

 

 

今年一年、少しでも「与える人」になれるよう 

ぜひ、心がけていきましょう。

 

なぜ出世するエグゼクティブたちは、20代で思想や哲学を学んでいるのか?

『優れた人格思想』を学び、1世紀を超えて愛され繁栄し続ける
『賢者ビジネス』を作りたい人の為の
仏教経営学Acamdemyの森川卓典です。

 

最近以下の記事が話題となりました。

 

 

年収数千万円稼ぐエグゼクティブに共通する「20~30代でやってきた」6つのこと

『リクナビNEXTジャーナル』より

 

この記事では株式会社リクルートエグゼクティブエージェントの森本千賀子さんが、

年収数千万円以上を稼ぐ経営者や経営幹部が

20代・30代でやってきたことを紹介されています。

 

 

人脈やロールモデルなどが語られていますが、

哲学や思想について言及されています。

 

【5】思想、哲学を学ぶ

企業を訪問して社長室に通されたとき、本棚を見ると、ビジネス書に混じって

歴史や思想、哲学の本が並んでいることがよくあります。

そうしたセミナーに参加するエグゼクティブも多数いらっしゃいます。

 

 

言われてみると、スティーブ・ジョブスや仏教僧侶でもある京セラ会長の稲盛和夫氏と

いった超エグゼクティブ層も仏教のような哲学思想を学んでいました。

 

なぜ彼らが哲学思想を学ぶのでしょうか?

 

 

経営層をはじめとする出来るビジネスマンは多くの本を通じて、知見を深めています。

 

著名な経営者で本を全く読まない人は聞いたことがありません。

 

自身が出版してることからも、読書量は伺い知れます。

 

 

そしてそのジャンルは多岐にわたっています。

 

最新のビジネス書から純文学まで幅広く読んでいます。

 

そうすることで様々な人間と会う経営層は、上手く対応することができるのです。

 

 

また市場の動向を察知したりすることができます。

 

直接話を聞くことや体験することも大事なことですが、

効率的に学ぶという点において読書に勝るものはありません。

 

読書は経営者において必須の勉強と言えるでしょう。

 

 

 

しかし、それらで得られるのは市場動向や流行りなどの、

世の表面的な事柄です。

 

 

もちろんビジネスにおいて、それらは非常に重要なものです。

しかし将来の市場や人生を見据えた時に、それらしかないと知見不足に陥ります。

 

なので時代を経ても変わらない古典を読み

古の思想を学ぶのです。

 

 

先人の知恵、社会の原理・原則などを学ぶことで、

重要な局面を迎えたとき、最適な判断を下すための指針を得ているのです。

 

 

最近では「座禅」や「マインドフルネス(瞑想)」などに

はまっているエグゼクティブも見かけることがあります。

 

そうして原理原則を学ぶことで、市場の遠い先を見据え、

自己の人生を深掘りすることができます。

 

 

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もちろん単純なハウツーではありませんから、

5分読んですぐに活かされるものではありません。

 

 

しかし役に立たないものこそが、後になって活かされることを

知っている経営者は古典から哲学思想という通常読んでいる分野とは

異なる世界を積極的に学ぶのです。

 

 

そして高次元な観点をもつことで、通常とは違った見え方ができます。

 

経営層にはトラブルが耐えません。

 

それも会社の規模が大きくなればなるほど、

予見できるトラブルは多くなります。

 

 

優秀な経営者とはいえ、トラブルをゼロにすることはできません。

 

そんな時に物事の観点が多いかどうかが

冷静沈着な判断ができるかのカギです。

 

 

トラブルをトラブルのまま受け取るのではなく

 

「なぜそれが起きたのか」

「原因はなにか」

「どうすれば再発が防げるか」

 

を冷静に決断することが求められます。

 

また、これらは精神の鍛練にもつながります。

 

いかなる場合でも冷静に思考し、決断しなければならない立場の人だからこそ、

必要なトレーニングといえそうです。

 

 

 

物事をありのままに見つめることを仏教では、

諦観(たいかん)と教えられています。

 

 

これは「諦(アキラカに)観(みる)」ということです。

 

生や死について触れられる哲学思想を知ることで、

目先は表面的なことを超えて、判断することができます。

 

 

人間の本質を知るために ビジネスの相手は人間です。

 

PCを前にする時間が長くとも、ビジネスを動かしているのは人間です。

 

またトラブルの元を辿って行くと、自分はもちろん相手や部下の人間に迫られます。

 

 

そして人間の行動は心であり思想です。

 

行動心理学で教えられているような表面的な行動原理よりもさらに深い、

人を動かす思想を知ることは、ビジネス以上に価値があることです。

 

 

「汝自身を知れ」と言われるように、

哲学思想は「人間とはなんぞや」という問いから生まれています。

 

 

思想を知ることは人間の本質に迫る行為です。

 

人間を知ることで、自分を知り、そして相手も知ることになるのです。

 

仏教も実機が教えられてる教えです。

 

 

実機というのは「真実の機」ということで、本当の人間のことを言います。

 

 

機械のように、誰かの作用や影響を受けて、

どうにでもなってしまうため、「機」と言われています。

 

 

実機とはどういったものかを仏教で学ぶことで分かっていきます。

 

遠いようで、ビジネスと関係が深いのが哲学思想です。

 

 

しかしこれら哲学思想は一朝一夕で学べるものではありません。

 

歴史が長い分、その哲学は深いです。

 

単純に理解できるものは単純ゆえ学べるものは浅く、

なかなか理解できないものは、難解ゆえ学べることが深いのです。

 

 

 

ゆえに先を見据えた聡明なエグゼクティブほど、

哲学思想を学ぶのは早い傾向にあるのです。

 

 

20代に限らず、今日が一番若い時です。

 

哲学思想の中でもぜひ仏教思想・仏教経営学を学んでいっていただければと思います。

大成功したければ、経営を学んではいけない

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仏教経営学Acamdemyの森川卓典です。

 

この資本主義社会で成功する上で
必要不可欠とされているスキルの一つに
「経営」のスキルが挙げられるでしょう。

 

経営についての資格で有名なものとしては
MBAなどがあげられるでしょう。

 


そして、MBAの資格を有する人は
他社よりも優遇され、成功に近づくように思われています。

 


そもそも、MBAで一体、何が学べて
何を身につけることができるのでしょうか?

 

 

まず、MBAは資本主義社会のルールを教えてくれます。

 


企業であろうが、病院であろうが、お寺であろうが、
この社会の中に存在する限り、法律やルールから
逃れてやってはいけません。

 


たとえ病院やお寺であっても、経済的成功が
目的ではないにせよ資本主義の中で維持発展して
いかなければならないので、そのための方法論を
徹底的に学ぶわけです。

 


その結果、そこでしっかり学んだ人が活躍する組織は、
「現在の社会の枠組みの中で」元気になります。

 

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一見すると、理にかなっており
MBAの資格は現代社会において
優遇されるものと思われます。

 

しかし、どうでしょう。


ここに、思わぬ『落し穴』があるのです。

 

たとえば、もともと

「世界から貧困を無くしたい」

という志を持って、ビジネススクールに
来た人はどうでしょうか?


戦略やマーケティングやファイナンスを学び、
NPOを立ち上げて、世界から貧困を無くすために
頑張るかもしれません。


ですが、もしもその貧困が資本主義社会の枠組みの
いびつさそのものに端を発しているとしたら?


そもそもNPOというあり方自体が、
既存の経済社会の枠組みにおいて
存在を許された組織形態ですから、


既存の枠組みそのものを
揺さぶるような力を持つことは難しいでしょう。

 

図らずも「優しい顔をした資本主義」
のイメージ作りに貢献してしまう恐れもあります。

 

極端な話、世の中を変えたいと思っていた人が、
気がつけば、世の中の体制を守る人になってしまうのです。

 

また、MBAには仕事能力の高い人が集まります。


志があろうとなかろうと、仕事の面で
ハイスペックな人材が多いことは確かです。

 

そういう人たちが「この世界での成功のルール」を
叩き込まれ、目の前に「この世界で成功とされているキャリアパス」
を用意されると、


たとえ、もともとお金には代えられない大きな志が
あったとしても、心が揺れ動くのが人間というものでしょう。


資本を持っている側にしてみれば、
敵に回すとやっかいな相手が、
それくらいで自分の飼い犬に
なってくれるなら安いものでしょう。

 

資本主義のカラクリとも言えるでしょう。

 

過度の期待は禁物です。

 

ビジネススクールに行って、一流企業のCEOに
なれたとしても、ガンジーにはなれません。


それでもなお、大きな願いを胸に
MBAに挑戦される方は、道元禅師の

「財多ければ必ずその志を失ふ」

という言葉を座右の銘として、
取り組まれてはいかがでしょう。


カネで動かない人間こそが、志を貫徹し
新たな道を成就するのでしょう。

“GIVE&TAKE” をやめろ

『優れた人格思想』を学び、1世紀を超えて愛され繁栄し続ける
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仏教経営学Acamdemyの飯田隆史です。

よく


「GIVE&TAKEが大切!」


と聞いたことがありますでしょうか?

 

 

 

 

この言葉、一見すると、たしかにごもっとものように聞こえますが、

これって『重大な欠点』があるんですよね。

 

 

 

その答えが、実は仏教に説かれているのです!
 
 

その『重大な欠点』がわからないままでいると

周りからの信用を、知らず知らずのうちに失い

ビジネス・パートナーともギクシャクした関係となってしまうでしょう。。

 

 

逆に、この『重大な欠点』がわかっていれば

 

多くの人から信頼され、応援され

知らず知らずのうちに多くの人から協力をえて

何をするにも困ることが無いでしょう。

 

 

 

 

では、その『重大な欠点』とは何か??

 

 

 
「GIVE&TAKE」は

 

「一つ与えたら一つ見返りを受け取る」

 

という日本語訳になります。
 


 

「お互い、助け合いの精神で素晴らしい!」
 
と多くの人が共感します。

 


 


ですが、この考え方は、

 

あなたが誰かに親切をした時(GIVEした時)

相手からの見返り(TAKE)を求めてしまうのです。

 

 

 

これが、『重大な欠点』なのです。
 


 
相手からお礼の言葉や、お返しがあれば良いのですが

あなたの期待するものが返ってこなければ、どう思うでしょうか?
 


「せっかく親切にしてあげたのに」
 

「なんで感謝してくれないの?」
 

「次からはあの人に何もしないでおこう」
 

 

 

という心は出てこないでしょうか?


 

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親切をするときに、知らず知らずのうちに

「親切の請求書」を相手につきつけてしまっているのです。 
 
 
ブッダは
 
「親切をした相手から、何も見返りがなくても
 あなたが撒いた善いタネまきは、巡り巡って
 あなたの元に返ってくるのだよ。

 

 親切をした相手から見返りがあろうとなかろうと
 善いタネの結果は必ず現れるのだよ」

 
と言われ
 
「親切の請求書を捨てなさい」と教えています。
 

 

 


具体的には

 

「私が」
「誰々に」
「何々をしてあげた」

 

この3つの心を忘れなさい、

 

と言われています。

 

 


 
「オレが、お前のために、お土産を買ってやったんだぞ!」
 
このような気持ちで親切をしてしまっては
親切をされた相手も重荷に感じてしまい、反発してしまいます。

 

 

 

せっかくの親切が、ケンカや人間関係を壊す原因となってしまっては
もったいないです。
 
「彼氏のためにこれだけ尽くしているのに」
「あの人は、私の苦労を何もわかっていない」
「これだけ頑張って仕事しているのに、誰も認めてくれない」
「家族のためにこんな一生懸命なのに、もっと感謝してもらいたい」
「家計や子どもことでこんなに苦労しているのに、夫は構ってくれない」

 
こんな思いは誰しもあるものです。
 

 


知らず知らずのうちに、「親切の請求書」を持ち続けているがために
自分で自分の心を苦しめているのです。


 
そんな時、ぜひ「私が」「誰々に」「何々をしてやった」
この3つを忘れるように心がけてみてください。

 

 

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周りの人が受け取りやすい、

押し付けがましくない親切ができるようになります。
 

 

 


「親切の請求書」を忘れて親切にすれば、

自然と感謝やお礼をたくさんもらえるようになるものです! 

鳩を撃った武田信玄

『優れた人格思想』を学び、1世紀を超えて愛され繁栄し続ける
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仏教経営学Acamdemyの森川卓典です。

 

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年始の神社などにいきますと、多くの人が

「おみくじ」

をひいている光景をみます。

 

 

「今年一年、どんな都市になるのか!?」

 

と不安や期待を胸に、多くの人がおみくじをひいて

喜んだり、ぎゃくにがっかりする人もあります。

 

 

果たして、紙切れ一枚によって、私達の運命が決まるものなのでしょうか??

 

 

そんな中、今もなお語り継がれる戦国武将「武田信玄」は

迷信、占いなどを嫌ったと言われています。

 

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武田信玄は、


「縁起をかつぐ心は、戦う前から負けている」

とまで言っています。

 

 

これは一体、どういうことなのでしょうか??

 


このことについて、武田信玄のあるエピソードを知れば、

その心がよくわかります。

 

 

武田信玄が、甲斐を本拠とし、信濃制圧を目指していた時のエピソードです。

 

全軍が、まさに出陣しようとしていた時です。

 

一羽の鳩が飛来し、庭の大樹にとまったのです。

 

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それを見た兵士たちは、皆、
「わぁー」
と歓声をあげて喜びました。

 

 

 

「鳩が枝にとまったぐらいで、何を騒いでいるのか?」

 

不審に思った信玄は、老臣に尋ねました。

「なぜ、兵士たちが、あんなに喜んでいるのか」

 

「出陣する際に、この木の上に鳩が来たならば、大勝利間違いなしと、昔から伝えられております。

 大変、縁起のいいことです。兵も必勝を確信し、沸き立っているのでございます」

老臣もうれしそうに答えました。

 

 

しかし、信玄は表情を変えずにいました。

 

そして、黙って鉄砲を手に取り、たちまち鳩を撃ち落としてしまったのです。

 


「殿、何をなされますか。吉兆が凶兆に変わってしまうではありませんか!?」

老臣は驚いて、信玄に詰め寄りました。

 

「かりに、鳩に吉兆があるとしよう。

 では、次の合戦の時に、もし、鳩が飛んでこなかったら、おまえたちは、どんな心境になるのだ」

「……」

老臣は答えられずにいました。

 

 

 

続いて、信玄は、出陣する兵士次のように諭しました。

 

「鳩が来たら縁起がいいと喜ぶ者は、鳩が来なかったら、

 今度の戦いは危ういのでは、と不安を抱くに違いない

 そうすれば全軍の士気が下がる。戦わずして、負けたも同然ではないか。

 

 ささいなことを信ずる惑いを解いてやったのだ。

 むしろ、普段から戦いに備えて自己を錬磨し、必勝の信念を持つべきである

 

 

いかなる縁起などにおごることなく、常に自己を研鑽できる人が

いつの時代も名を馳せることができるのでしょう。

 

 

仏教では

自分の運命は、すべて自己の行ないによって決まる

 

と教えられています。

 


「縁起かつぎ」に、お金を使ったり、体力を消耗したりするのは

実に、もったいないことだと思います。

 

今年一年をよりよいものにしたければ、自己の研鑽を怠ることのないようにしましょう。

妄想することはやめましょう

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仏教経営学Acamdemyの森川卓典です。

仏教の言葉に

「莫妄想(まくもうそう)」

という言葉があります。

 

 

これは、文字通り

「妄想することなかれ!」

という意味です。

 

 

ここで言う「妄想」とは

考えても仕方がないことをあれこれ考えたり

どうにもならないことをクヨクヨと悩んで思い返すことを言います。

 

 

新しいことにチャレンジする前から

 

「失敗したらどうしよう。。」

「上手くいかないのじゃないか。。」

「周りからなんて思われるか。。」

 

と思い悩んでしまうことは誰しもあります。

 

しかし、起きてもいない未来の結果ばかりに気を取られて

何もアクションを起こさなければ、何も始まりません。

 

さらに、あれこれと考えすぎてしまうと、雑念にとらわれてしまい、集中力を失い

かえって失敗してしまうこともあります。

 

 

とはいえ、妄想を止めることは難しいものです。

 

では、どうすれば妄想を止めることができるのか?

 

 

実は簡単な方法があります。

 

 

それは、過去のことは思い切って忘れてしまい

未来のことは「成るように成る」と思うことです。

 

 

もし、予期せぬ問題が起きてしまったら、

その時に対処すればいいだけです。

 

解決できそうに問題も、後から振り返ると

小さな問題でしかなかった、と思えてくるものです。

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